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Author:yunchan1
韓国はソウルに住むコーヒーが大好きな女の子です。
(狂っていると言ってもいい!)
コーヒー好きが昂じてコーヒー関連のコラムを書いたりしています。
海外のコーヒーショップにも出かけて行ってコーヒーを飲んでいます。
日本にもちょくちょく来ていますよ。


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炭焼焙煎の名人

~ ソ・ドッシク Kaldi coffee club ~

韓国でこれほど炭焼焙煎にこだわっている人がいるだろうか。
「男はタバコと酒とコーヒー好きに限る」と、会うたびに言い、「もうひとつあるんだけど。。」と笑うが、それが何かは言わず、タバコの煙を吐くソさん。

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正直、彼はみんなに優しくするタイプの人ではないが、それはまるで彼が扱う炭の火のようなもの。愛情を注げる豆のような人には、遠赤外線のように深く暖かく接するひとである。
だから、彼のコーヒーを飲むときは、気持ちがいい。彼が焙煎している姿さえ見えるほど、思いがこもっているように思えるのだ。
彼はあまり触れたがらないが、彼の白い髪は、炭を入れだししながら焙煎する時、結構似合ってると思う。
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今は私も住んでいるホンデという町で、25年近く経営しているカルディーは、すっかりホンデの名物コーヒーショップになっている。芸術家の町、ホンデで彼のお店を知らないアーティストは居ないほど。
最近は、有名人がコーヒーを学びに来るので、店長である奥様もともに大忙しい毎日。

一昔は、「このコーヒーはなんでこんなに苦いのですか」とよく聞かれたそうだが、最近は「この苦味が好き」と言ってくれる客が増えてるとか。
そして、お客さんにはお砂糖を入れて飲むことを薦めている。 苦味と甘味が両方楽しめると

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KONO式ドリップとサイフォンにこだわり、それに合う焙煎をする。昨年は、ヘイリという芸術村にもう一件オープンした。直営店にこだわるソさんは、ホンデのお店を奥さんに任せて、本人はヘイリの閑散とした町で焙煎に専念している。

コーヒー会社に入ってから、35年越しのコーヒー人生だが、誰かに焙煎を教えることはまだ自信がないという。焙煎の基本的なことは教えるけど、後は経験を積むのみ!というと、大概の人は「ケチ」というのだそうだ。

飲むと焙煎した人の顔が見えるコーヒー。韓国では、よく「パク・ウォンジュンさんのコーヒーがそうだった」と言われるが、私は残念ながら朴さんのコーヒーを飲んだことがない。だから、私が知る限りソさんしかいない。

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大型コーヒーチェーン全盛期‐その2「有名チェーン店、2,000店舗突破」

極最近、有名チェーン店の店舗数が2,100を超えたという記事を読んだ。年末まで300店舗がオープン予定だというから、2,400店舗になる見込み。

STARBUCKS COFFEE(318店),ANGEL IN-US COFFEE(311店), EDIYA COFFEE(310店), CAFÉ BENE(270店), HOLLY’S COFFEE(248店), TOM N TOMS(197店), COFFEE BEAN(194点), DAVINCI COFFEE, TWOSOME PLACE, PASCUCCI, ESPRESSAMENTE ILLYが全国で運営中の店は、2,144に達した(8月27日現在)。

特に、業界トップのスターバックス・コーヒーとエンジェリナス・コーヒーは、流通企業のシンセゲとロッテ系列間なので、その競争はもっと激しい。エンジェリナスは昨年だけで103店舗、今年80店舗が新しくオープンし、攻撃的に領域を拡大している中、今年はカフェBENEという国産ブランドのチェーン店がが急激に成長していて、業界の競争図を書き直している。

2008年4月看板を上げたカフェBENEだが、2年間で270年店舗をオープンし、9月まで30店舗がオープン予定である。しかも、年末まで100店舗を増やし、業界トップに上り詰めるという目標を掲げている。

なぜ、こんなにコーヒーチェーン店が増えているのだろうか。これは単純にコーヒー好きが増えているだけではなく、人と人が「集う場所」としての機能が大きくなったからだと思う。

待ち合わせの場所、サラリーマンが会議室の代わりに使う打ち合わせの場所、一人で時間を楽しむ場所など、都会の人には第二、第三の空間としての意味が大きくなっているのだ。 

いつか読んだ雑誌では、コーヒーショップをオフィス代わりに使う人が増え、このような人たちを「Coffice族」と読んでいるという。つまり、その「コフィス族」も増え、そして、若い層を狙い繁華街では24時間営業するお店も、珍しくない。これぞ新しい生活空間なのかもしれない。 

経済成長期の80年代に3万軒近くあった、喫茶店はいつの間にか姿を消したが、その代わりになるものがその間なかったのかもしれない。

もはやコーヒーショップに足を運ぶ理由は、コーヒーを飲むためだけではない。

そして、ほとんど都会だけに集中していたコーヒーチェーン店が地方にまで拡大したら、これらのチェーン店がしばらくは増え続けることは間違いない。

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STARBUCKS COFFEE http://www.istarbucks.co.kr/ 
ANGEL IN-US COFFEE http://www.angelinus.co.kr/
EDIYA COFFEE http://www.ediya.com/
CAFÉ BENE http://www.caffebene.co.kr/main/ 
HOLLY’S COFFEE http://www.hollys.co.kr/ 
TOM N TOMS http://tomntoms.com/ 
COFFEE BEAN http://www.coffeebeankorea.com/ 
DAVINCI COFFEE http://www.edavinci.co.kr/ 
TWOSOME PLACE http://www.twosome.co.kr/ 
PASCUCCI http://www.caffe-pascucci.co.kr/ 
ESPRESSAMENTE ILLY http://www.espressamenteilly.co.kr/

韓国のコーヒー話(5) コクのある喫茶店:バオバブ・ナム

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<イさん(左)と奥さん(右)>


オーナーのイ・ジョンシンさんとの付き合いも、あれこれもう7年くらい経つんだろうか。有名な貿易会社に勤めていた彼が、自家焙煎コーヒー屋を始めたのも今年で9年目。

イさんが「バオバブ・ナム」を始めた理由は、栃木県にある「柳カフェ」という喫茶店に行って、カルチャーショックを受けたから、という。学校のフェンスの下に構えるお店は、当然学生の客がおおく、マスターは学生たちに人生の話をしてあげたり、何か面白くてためになる話を用意して待っていたりした。また、二坪あまりのお店は、学生たちのコミュニケーションの場としても使われていた。しかもコーヒーの味は、抜群に美味しかった。「これは韓国にはない文化だ」と、感動を受けたという。そして、いつかはこのような「人が人とむすばれ喫茶店を開こう」と決心したという。

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そして今、イさんが営む「バオバブ・ナム」は、私の「柳カフェ」になっている。人で溢れるお店ではないが、ほとんどのお客さんが常連で、みなイさんに感謝している人ばかり。お店の看板の入れ替わりが激しいソウルで、10年近く同じ場所でコーヒーを入れてくれるなんて!

「バオバブ」には、自由に書き込みが出来るノートが一冊おいてある。それを開くと、なんと「へぇ、この人も来たの?」とビックリするほどの有名人の書き込みもあったりするのだ。政治家や教授、タレント、アーティストたちはもちろん、たまにはその書き込みをみて、しばらく連絡が途切れてた人たちが、イさんを通じて再会できたことも何度があったというからまた面白い。

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ブレンド:5,500ウォン、エスプレッソ:5,000ウォン、カフェラテ:6,000ウォンと韓国では決して高くない価格設定。しかし、一点だけ私の気に触る(?)ところがある。

どんなコーヒーを頼んでも、「濃くしますか、薄くしますか」と聞き、お湯をテーブルまで持ってきて薄めてくれるのだ。これなら「お店の味」というのが分からないじゃないかと私は思うのだが、これがまた韓国的な気配りだという。「大体の人は濃度を調整してくれることを喜ぶから、仕方ないんだよ」。はやり私は普通の韓国人から少々ずれているんだろうか。

こう文句(?)をいう私だが、イさんのお店が20周年、30周年を迎えて、私がその場に居合わせてあげたい気持ちは誰よりも大きい。そして、毎月開かれる(イさんご自慢の音響施設を使った)クラシック鑑賞会も、ずっと続いて欲しい。

バオバブ・ナム http://baobabcoffee.com/
 

韓国コーヒー話(4) 大型コーヒーチェーン全盛期??


最近、町中を歩くとき、人ごみの隙間から目に入ってくるのは、コーヒーフランチャイズ店の看板、看板、看板。スターバックスの向かい側にスターバックス、その横に並んでCoffee BeansとAngel in-us Coffee、一軒置いてEDIYA、Tom n Tomsなど、100m以内に20件ものコーヒーショップが並んでいるところも、そう珍しくない。

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その中でも、最近もっとも勢いのあるチェーン店は、Café BENEとAngel in-us Coffee。もともと韓国は、特に繁華街のお店は流行に敏感で、看板の入れ替わりが激しい方だが、最近は新しく出来たと思ったら、「ここもコーヒーショップ?」「ここもCafé BENEなの?」と思うほど。

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チェーン店があまり好きではない私は、なんでそんなに人気なのかまったく分からず、最近よく使ってるTwitterのFollowerに聞いてみた。「カフェ・ベネのとこが魅力なのか」と。そしたら、「有名な女優を起用したマーケティング、攻撃的な店舗拡大、空間作りががアンチックで、サイドメニューが豊富、、」などが上がってきた。残念ながら、「コーヒーが美味しいから」などのコメントはなかった。そして、人気ドラマの中で登場したことが起爆剤になったらしい。さすがドラマ好きの国民性が垣間見れる。

もうひとつのチェーン店、 Angel in-us Coffeeだが、やはりドラマの中で主人公が展開するコーヒー事業のブランドとして堂々と登場した。名前こそ違うが、どこから見ても間違いなく「天使」の店なのが分かるのだ。
しかも、ドラマの中でこう言うのだ。「よそは海外から焙煎して運送時間がかかるので新鮮ではない、うちは国内で焙煎した新鮮なものを使っている」と。途中で見るのを止めたので、最後はどうなったか分からない。

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現実に戻って、国産のブランドだったら、ギャランティーが無いのでコーヒーの値段も安いはずだが、スターバックスよりも高いからびっくり。要は、もっとも人通りが多い繁華街にお店を構えるので、賃貸料が高く、値段がその分高くなるという。
l エスプレッソ:400円位、カフェラテ:500円位(4,000ウォン~6,000ウォン)

私もキムチナベ5,000ウォンのランチを食べて、5,000ウォンのコーヒーは飲みたくないものだが、知らない町に行った時、道に迷ったりしたら、これらの看板を見つけたときには正直ホッとしてしまうから不思議。コーヒーが町に溢れることは幸せすぎる位だが、流行に流されすぎて、肝心なものをどこかに忘れてしまったような気がしてならない。

Café BENE : http://www.caffebene.co.kr/main/ 
Angel in-us Coffee : http://www.angelinus.co.kr/ 
Tom n Toms : http://tomntoms.com/
 

(2)カンルン(江陸)のボヘミアン(3) 地方出身、有名人

・SINCE 1988、ボヘミアン

ボヘミアン、朴利秋(パク・イチュ)さんの名前はずっと前から聞いてはいた。珈琲好きだったら、ここを知らないと恥を掻くほどの場所。そして、今は美しい東海の波が見渡せるペンション&カフェとして結構有名なデートスポットになっている。珈琲好きって言いながら、行ってないのは多分私くらいだけだと思った。が、私も行ってきた!あのボヘミアンに。

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              入り口にあるポストとガス灯

韓国では「3朴(スリ・パク」と言われるコーヒー業界では知る人ぞ知る有名人がいる。一人は今は亡きパク・ウォンジュンさん、もう一人は現在アメリカに移住、そして最後は今も現役で毎日焙煎室から離れないパク・イチュさんがそうだ。

出来れば、朴さんと話がしたかったが、焙煎室に出入りする彼の雰囲気はとても近寄れるものではなかった。同行してくれた友達は、‘怖い’と小声でつぶやいた(笑)。それは多分いろんな人が来寄って、一々対応仕切れないから、わざっと重い雰囲気を出して、ろ過(?)しているのだと私は読んだ。だって朴さんの顔は、コクがあってまろやかな珈琲そのものだから。

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           一目で日本製だと分かるカップセット


実は、彼との会話を期待して行ったのだが、お店に入るやその気が薄れ、ただのんびりしたくなってしまったのだ。空いている窓際の席に座り、友達と約束したかのように喋ることも忘れ、ただ海を眺める時間を楽しんだ。珈琲と海と友達。それだけで充分過ぎるくらいだった。

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               窓際から見える海の景色

在日だった彼は、今は帰化し韓国の景色のいい田舎に住んでいるが、日本で珈琲を学んだおかげで、日本の喫茶店でのそれを楽しませてくれる。私のように10年以上日本に住み、日本の珈琲の濃さ(韓国の珈琲は結構薄い)に慣れている人には、ここの珈琲は懐かしさすら感じさせてくれるのだった。

ブレンド珈琲はいくつかの種類があり、400円~500円位。ネットでの豆販売も上々。販売量などは正確にはわからないが、美味しい珈琲にこだわる、朴さんの思いはしっかりと伝わって来る。帰る道の空、この日は13年ぶりに清明な空だったとニュースがでた。ボヘミアン珈琲の恵みだったかな。



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