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Author:yunchan1
韓国はソウルに住むコーヒーが大好きな女の子です。
(狂っていると言ってもいい!)
コーヒー好きが昂じてコーヒー関連のコラムを書いたりしています。
海外のコーヒーショップにも出かけて行ってコーヒーを飲んでいます。
日本にもちょくちょく来ていますよ。


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地方出身、有名になってしまった!(1)― テグ(大邱)の珈琲ミョンガ


ソウル発ではなく地方出身の喫茶店が、これほど全国にその名を知らせたのは韓国ではとても珍しいことだと思う。紹介する二つのお店は、ソウルから車でそれぞれ3~4時間ずつ離れたところにお店を構えている。

・今年20周年を迎えた 珈琲ミョンガ
1112.jpg


珈琲ミョンガがオープンしたのは1990年、当時はソウル市内でもやっと珈琲専門店が表れる頃で、まだ地方にはインスタント珈琲を入れて出すお店が殆どだった。

オーナーのアンさんは、大学卒業直後、自家焙煎珈琲店をオープンした。焙煎機を自分で作ったというから驚き。そして、20年経つ今も相変わらず同じ看板を掲げている。それだけでも、私には感激であり、そして敬意を払うほどである。なぜなら、年に2回ほどお店が変わるくらい、特に食べ物に関しては、流行に敏感な韓国の環境だからこそ、20年という数字は半端ではないのだ。

今は直営店が2箇所で、のれん分けした店舗が8箇所もある。本店では、お客の95%が女性で、週末は250~300杯も売れるほど繁盛振り。売り上げは、豆:カップ=20:80で、カップが圧倒的に多い。カップはブレンド一杯500円、豆は100g千円と、決して安くはない。しかし、一度お客になった人は、必ずこのお店を推薦するほど、豆の品質と鮮度に拘っている。一番人気があるのは、ケニャAAとイルガチェフ。そして、自家製のティラミス。

「人が好き。だから、人が明るくなれるような場所を作りたかった」と、オーナの安さんは言う。そして、人々が集まって楽しめるよう、毎週、音楽会を開き地域の人を呼び寄せている。売り上げが上がるより、音楽会で人が集まってくれるほうが嬉しいと言っているが、果たして本当なんだろうか(笑)

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安さんはここ数年間、珈琲生産地に直接足を運んで、現地の人との交流を深める努力を重ねている。農園のことを知らずには、良い豆を得ることは難しいと、今まで30箇所に及ぶ現地視察を行った。

そして、アンさんは昨年度発足した、韓国のスペシャリティ珈琲協会(SCAK)の初代会長として、韓国の珈琲文化発展のために力を入れている。

ホームページ:http://www.myungga.com/

音楽と芸術のある若者の交流地「ホンデ前」~ブック・カフェ

とりあえず、韓国は今珈琲ブームの真っ只中!
スターバックスを初めとする大手のチェーン店はもちろんのこと、地域発祥のフランチャイズの店や個性溢れるカフェなど、まるで雨後の竹の子のように出来ている。
嬉しいだけのことじゃないと思いつつも、やはり珈琲に包まれて生活できる環境は嬉しい!

ブランドの力で拡大している大手のチェーン店は大通り沿いや目印になるような建物の周りに集中している。
しかし、個人のお店は高い賃貸料に嫌われ、小道のどこかに隠れていることが多い。
ロースタリーカフェ、ビーンズショップ、工房に作られたカフェなど、個性のあるカフェに出会うと、宝物を見つけた子供のようにうれしくなる。

そのなかでもブームを超え、定着しつつある形が、ブックカフェ。
まるで、図書館を彷彿させるような大量の本を備えた所から、漫画や専門書籍だけをあつめて置いたところまで、そのコンセプトはいろいろだが、珈琲と本と音楽(BGM)がある空間が確かに増えている。
いわゆる、BGMが流れて喋れる図書館って感じかな。
本屋にくっついてるカフェとはまた一味違う。
強いて言えば、本屋のカフェより足運びが軽いと言える。

若者が集まる「ホンデ前」には、このようなカフェが多く存在する。
芸術大学周辺だけに、新しいものの発祥地でもあり、カフェの雰囲気も他所とは一風かわっているところが多いのだが、ブックカフェの数ももっとも多い気がする(数えてはいないが)。

    
●デザイン書籍専門の出版社が運営する「ホンイク・カフェ」

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●音楽や映画関連の発行物だけを集めている「ザ・ブログ」
      
theblog_convert_20100617095852.jpg


●パソコンまで自由に使えて、席取りに並ぶほどの「タルペンイとソナム」

tarupeni_convert_20100617100114.jpg   sonamu_convert_20100617100140.jpg


●古本を持ってきたら、珈琲一杯がタダ。「バーゲン・カフェ」

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その他にも、本来は建築デザイナーの個人オフィスだが、イベント(特に、著者との対話)を目的に作ったという「ザ・ファクトリ」は、「ホンデ前」ではかなり有名。そして、名前から堂々としている「騒げる図書館」というカフェには、いつも人が溢れ、夜中12時まで営業している。

カフェのオーナーに、本の紛失はないかと聞いてみた。
「たまにあるけど、置いていくおくお客さんもいるから」と意外とあっさりとしていた。
そして、なくなった本も、お客がうっかり私物と紛れ込んで持ち帰ったと、返しにくることもあるという。

便利なところにあるカフェはそれなりの役割をしてくれるのだが、こんな「宝物」には換えがたい。
宝物探しの楽しさがある「ホンデ前」という町が、私は大好きだ。



      
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